洗濯バサミが複数個並んでぶら下がっているいわゆる物干しです。
昔の物干しのハサミの部分は木、竹、鉄と言った材料で作られていました。そのハサミが鉄製の枠に細い鎖などでぶら下げられていました。
数年経つと木や竹は腐り、鉄は錆びるといった具合で、服に錆が付いてしまって母親が悲しんでいた思い出があります。
製品寿命は大方3、4年であったと思います。
その後、プラスチック製が主流になりました。カラフルで安価、錆びて服を汚すこともありません。その代わりさらに寿命が短くなりました。プラスチックは紫外線や水分で劣化し、色が褪せて薄汚れてきます。
ある日、いつものように洗濯物を挟もうとする瞬間にパチリと折れる。
使い始めて1年を過ぎた頃から、一つ二つと使えない部分が増えてくるといった具合です。
ハサミがパチンと割れた時、私はこう思いました。
「あっ、また一つ使えなくなった。でも安いからしょうがないや。使えないはさみがもう少し増えたら買い替えればいいや。」
安いから、使えなくなったらどんどん買い直せば良い。
その発想は作る側にもある。安いんだから、どんどん買ってほしいと。
愛着ゼロ商品の出来上がりです。
そんな発想の真反対を行く大木製作所のステンレスハンガー。
使い始めて7年になります。
毎日使っていますが、壊れる気配もありません。
手抜き商品は使っている間にボロが出てくるものですが、このハンガーにはそれがありません。
またプラスチック製のような経年劣化による薄汚れ感はほぼ無く、いつもピカピカで美しい。日々の生活を楽しくしてくれます。
大事に使えば、親子代々使えると思います。
いつまでも使って欲しい。
それがメーカーの願いであると思っています。
ありがとうございます。
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